MiniMax H3

MiniMax H3をComfyUIで動かすには、24.4GBのVRAMが必要です。公式テンプレートの最も大きい工程(拡散)の値で、ファイルサイズは2026年10月16日に取得しました。余裕をもって読み込める最小のGPUはRTX 5090(32GB)で、テンプレートのダウンロードは40.1GBです。

更新日

開発
MiniMax
ライセンス
MiniMax H3 Community License
公開
2026年8月
サイズ取得日
2026年10月16日

このライセンスは、米国・EU・英国・韓国では適用されません。これらの地域にいる場合、このライセンスによる利用許諾は受けられません。

必要なVRAM
24.4GB
拡散の工程の値で、ComfyUIのテンプレートが読み込むINT8 ConvRot(プルーニング版)のファイルを使います。テンプレートのダウンロードは40.1GBです。
計算・2026年10月16日
最小のGPU
32GB
RTX 5090なら、作業用に7.6GB残して読み込めます。より小さいW6A8(プルーニング版)のファイルなら、RTX 4090で読み込めます。
計算・2026年10月16日

最大の工程は、ComfyUIのテンプレートが読み込むファイルの正確なサイズから計算しています(LoRAは含みません)。生成用の作業メモリは、これとは別に必要です。 ComfyUI 必要VRAMチェッカーで開く

GPUごとに使えるファイル

メモリ容量ごとに、そのGPUでの最良のファイル(余裕をもって読み込める、最も精度の高い拡散モデルのファイル。ほかに収まるファイルがない場合に限り、ぎりぎり収まるファイル)と、サンプリング中に作業用メモリとして残る容量を示します。大きいGPUでは、上の答えが前提とするComfyUIのテンプレートのファイルより、精度の高いファイルになることがあります。「ストリーミング」は、最も小さいファイルでもGPUのメモリより大きいという意味で、その場合もComfyUIはシステムRAMから実行しますが、速度は落ちます。FP4のファイルは、ネイティブに扱えるBlackwell世代のGPUにだけ割り当てています。

  • 12GB
    全体が収まるファイルなし
    最小のW6A8(プルーニング版):19.4GB
    ストリーミング
    8.0GB不足
  • 16GB
    全体が収まるファイルなし
    最小のW6A8(プルーニング版):19.4GB
    ストリーミング
    4.2GB不足
  • 24GB
    W6A8(プルーニング版)
    最大の工程19.4GB
    動く
    残り4.6GB
  • 32GB
    FP8 scaled(プルーニング版)
    最大の工程27.1GB
    動く
    残り7.6GB
  • FP8 scaled(プルーニング版)
    最大の工程27.1GB
    動く
    残り23.6GB
  • 80GB
    BF16(プルーニング版)
    最大の工程51.5GB
    動く
    残り36.3GB
  • BF16(プルーニング版)
    最大の工程51.5GB
    動く
    残り52.3GB
  • 102GB
    BF16(プルーニング版)
    最大の工程51.5GB
    動く
    残り58.3GB
  • 126GB
    BF16(プルーニング版)
    最大の工程51.5GB
    動く
    残り82.3GB

ComfyUIのテンプレート:拡散モデルはINT8 ConvRot(プルーニング版)、テキストエンコーダはNVFP4 AWQ。工程ごとの容量は、テキストエンコーダが15.7GB、拡散が24.4GBです。ダウンロードは40.1GBです。

計算・2026年10月16日

ほかのGPUで確かめるときや、ファイルを手動で選ぶときは、ComfyUI 必要VRAMチェッカーを使ってください。LoRAやカスタムノードを加えた自分のワークフローなら、ComfyUIワークフローチェッカーにドロップして確かめられます。

どこで動かすか

自分のGPU
32GB以上
ComfyUIのテンプレートを、作業用の余裕をもって読み込めます。24GBなら、より小さいW6A8(プルーニング版)のファイルを読み込めます。
計算・2026年10月16日
時間貸しのGPU
$0.33/時間
RTX A6000なら作業用の余裕をもって収まり、RunPod Communityで借りられます(自社のデータセンターで運用するHyperstackでは$0.50)。どんなノードも使えますが、待機中も料金がかかります。
取得・2026年10月19日

料金は税抜きのオンデマンド価格で、2026年10月19日に取得したものです。

モデルについて

MiniMax H3は、MiniMaxのオープンな動画生成モデルで、映像と一緒に音声も生成します。MiniMaxが2026年8月に公開したオープンな動画生成モデルで、映像と一緒にサウンドトラックも生成します(ステレオ音声、長さは4〜15秒、24フレーム/秒)。330億パラメータのTransformerに、テキストエンコーダとして320億パラメータの視覚言語モデルを組み合わせているため、エンコーダだけでも大規模言語モデル並みの大きさがあります。

33Bパラメータ テキストエンコーダ:Qwen3-VL 32B MiniMax H3 Community License 2026年8月公開

ダウンロードする前に

ライセンスが適用される地域では、商用利用できます。年間2,000万米ドルを超える製品にはMiniMaxの書面による許可が必要で、商用のインターフェースには「MiniMax H3」と表示しなければなりません。米国・EU・英国・韓国では、ライセンスそのものが適用されません。仕事で使う前に、MiniMax H3 Community Licenseの原文(英語)を必ず確認してください。

得意なこと

  • テキスト、最初と最後のフレーム、参照画像のいずれからでも、音声が同期した動画を一度に生成できます。
  • Comfy-Orgのプルーニング版ファイル。モデルが再構成できるパラメータを省いており、Transformerが3分の1以上小さくなります。
  • lightx2vのTurbo LoRA。ComfyUIのテンプレートが使っており、サンプリングのステップ数を減らせます。

注意点

  • 米国・EU・英国・韓国では、ライセンスが適用されません。
  • Comfyのドキュメントには、ローカルでの商用利用向けにComfyが販売する別のライセンスが記載されています。仕事で使う前に、両方を読んでください。
  • Comfy-Orgは、PyTorchがCUDA 13.0向けにビルドされている環境ではINT8 ConvRotのファイルを、それ以外ではFP8を推奨しています。

ComfyUIが読み込むMiniMax H3の全ファイル

サイズは、Hugging Faceが報告する正確なバイト数で、2026年10月16日に取得しました。「テンプレート」と付いたファイルは、ComfyUI公式のワークフローがダウンロードするものです。

構成要素精度サイズファイル
拡散モデル BF16 66.28GB minimax_h3_fl2va_bf16.safetensors
拡散モデル INT8 ConvRot 34.04GB minimax_h3_fl2va_int8_convrot.safetensors
拡散モデル BF16(プルーニング版) 40.23GB minimax_h3_fl2va_pruned_bf16.safetensors
拡散モデル FP8 scaled(プルーニング版) 20.96GB minimax_h3_fl2va_pruned_fp8_scaled.safetensors
拡散モデル INT8 ConvRot(プルーニング版) · テンプレート 20.97GB minimax_h3_fl2va_pruned_int8_convrot.safetensors
拡散モデル W6A8(プルーニング版) 15.98GB minimax_h3_fl2va_pruned_w6a8.safetensors
テキストエンコーダ BF16 51.51GB qwen3vl_32b_minimax_h3_bf16.safetensors
テキストエンコーダ INT8 ConvRot 27.14GB qwen3vl_32b_minimax_h3_int8_convrot.safetensors
テキストエンコーダ NVFP4 AWQ · テンプレート 15.69GB qwen3vl_32b_minimax_h3_nvfp4_awq.safetensors
VAE INT8 ConvRot · テンプレート 2.81GB minimax_h3_video_vae_int8_convrot.safetensors
音声VAE FP32 · テンプレート 0.61GB minimax_h3_audio_vae_fp32.safetensors

MiniMaxが示す必要VRAM

MiniMaxは、必要VRAMの数値を公表していません。ハードウェアについての手がかりは、4枚のGPUで動かすサービングの例だけです。最も近い記述は「sglang serve --model-path MiniMaxAI/MiniMax-H3 --num-gpus 4 --ulysses-degree 4」(訳:MiniMax-H3をsglangで4枚のGPUに分散してサービングするコマンド)です(出典)。

メーカーの数値とこのページの数値は、測っているものが違います。メーカーの数値は、自社のスクリプトを既定の解像度と長さで動かしたときのもので、作業用メモリも含みます。このページは各工程が保持する重みを数えており、こちらは正確です。作業用メモリは、解像度・フレーム数とアテンションのカーネルによって変わり、モデルごとに公表しているところもないため、残りの容量として示しています。読み込めるファイルで生成中にメモリが足りなくなったら、精度を下げる前に解像度かフレーム数を下げてください。ComfyUIのREADMEには、重みのストリーミングによって「can run even the biggest open source models on as low as 4GB vram + 8GB ram」(訳:最大級のオープンソースモデルでも、VRAM 4GB+RAM 8GBという少ない構成で動かせる)とあります(出典)。つまり「ストリーミング」は、遅くなるだけで、動かないという意味ではありません。

MiniMax H3のLoRA学習

載せているのは、トレーナー自身のドキュメントが必要VRAMを示している構成だけです。設定によって数値は大きく変わるので、数値をうのみにする前に「設定」の列を確認してください。

トレーナーVRAM設定出典
diffusion-pipe24GB既定の768ピクセル、INT8 ConvRotのプルーニング版モデル、ブロックスワップありドキュメント

よくある質問

MiniMax H3にVRAMはどれくらい必要?
ComfyUI公式のワークフローでは、最も大きい工程は拡散で24.4GB、ワークフロー全体のダウンロードは40.1GBです。生成時の作業用メモリはこれとは別に必要で、解像度や長さに応じて増えます。MiniMaxは必要VRAMの数値を公表していません。
8GBのVRAMでMiniMax H3は動く?
全体は収まりません。ここで最も小さいW6A8(プルーニング版)のファイル(16.0GB)でも、最も大きい工程で19.4GB必要で、8GBを超えます。それでもComfyUIは、システムRAMから重みをストリーミングして実行できます。動きはしますが、遅くなります。
12GBのVRAMでMiniMax H3は動く?
全体は収まりません。ここで最も小さいW6A8(プルーニング版)のファイル(16.0GB)でも、最も大きい工程で19.4GB必要で、12GBを超えます。それでもComfyUIは、システムRAMから重みをストリーミングして実行できます。動きはしますが、遅くなります。
16GBのVRAMでMiniMax H3は動く?
全体は収まりません。ここで最も小さいW6A8(プルーニング版)のファイル(16.0GB)でも、最も大きい工程で19.4GB必要で、16GBを超えます。それでもComfyUIは、システムRAMから重みをストリーミングして実行できます。動きはしますが、遅くなります。
どのMiniMax H3のファイルをダウンロードすればいい?
お使いのGPUに全体が収まるなかで、最も精度の高いファイルです。24GBのGPUならW6A8(プルーニング版)のファイル(16.0GB)です。ComfyUIのテンプレートがダウンロードするのは、INT8 ConvRot(プルーニング版)の拡散モデルとNVFP4 AWQのテキストエンコーダです。FP4のファイル(NVFP4)はBlackwell世代のGPU(RTX 50、RTX PRO 6000、DGX Spark)向けです。それより前の世代では、FP8かINT8を使ってください。
MiniMax H3は米国やEUで使える?
オープンライセンスの下では使えません。MiniMax H3 Community Licenseは、米国・EU・英国・韓国を適用除外の地域としており、これらの地域ではライセンスが適用されません。それ以外の地域では商用利用でき、年間2,000万米ドルを超える製品にはMiniMaxの書面による許可が必要です。
  • ファイルとサイズ:Hugging FaceのComfy-Org/MiniMax-H3。Hugging FaceのAPIから取得しています。テンプレートのファイル:ComfyUIのMiniMax H3ガイド(英語)。
  • モデルとライセンス:MiniMaxAI/MiniMax-H3とMiniMax H3 Community License。
  • GPUのメモリ:各メーカーの仕様で、各GPUページと同じ値です。チェッカーの対象はNVIDIAのGPUです。ComfyUIはAMDやAppleシリコンでも動きますが、ファイル形式や速度が異なるため、ここでは容量を算出していません。
  • 収まりの判定:使えるメモリの85%未満なら全体が収まる、95%まではぎりぎり収まるとしています。LLMのページと同じ基準です。
  • 料金:各事業者の料金ページで、それぞれ横に記した日付に取得したものです。