Z-Image

Z-Imageの「Turbo」をComfyUIで動かすには、12.7GBのVRAMが必要です。公式テンプレートの最も大きい工程(拡散)の値で、ファイルサイズは2026年10月16日に取得しました。余裕をもって読み込める最小のGPUはRTX 5080(16GB)で、テンプレートのダウンロードは20.7GBです。

更新日

開発
Tongyi-MAI (Alibaba)
ライセンス
Apache 2.0
公開
2025年11月
サイズ取得日
2026年10月16日
Z-Imageのバージョン
必要なVRAM
12.7GB
拡散の工程の値で、ComfyUIのテンプレートが読み込むBF16のファイルを使います。テンプレートのダウンロードは20.7GBです。
計算・2026年10月16日
最小のGPU
16GB
RTX 5080なら、作業用に3.3GB残して読み込めます。より小さいINT8 ConvRotのファイルなら、RTX 5070で読み込めます。
計算・2026年10月16日
Comfy Cloudで動く?
動く
このモデルのComfyUIテンプレートは組み込みのノードだけを使い、最も大きい工程(12.7GB)は96GBのRTX PRO 6000に収まります。
取得・2026年10月16日
把握している最安の1回分
$0.004
レンタルしたRTX PRO 6000での私たちの実測:Z-Image Turbo、1024×1024の画像4枚、6.5秒。
実測・2026年10月20日

最大の工程は、ComfyUIのテンプレートが読み込むファイルの正確なサイズから計算しています(LoRAは含みません)。生成用の作業メモリは、これとは別に必要です。 ComfyUI 必要VRAMチェッカーで開く

必要なVRAM
12.7GB
拡散の工程の値で、ComfyUIのテンプレートが読み込むBF16のファイルを使います。テンプレートのダウンロードは20.7GBです。
計算・2026年10月16日
最小のGPU
16GB
RTX 5080なら、作業用に3.3GB残して読み込めます。より小さいINT8 ConvRotのファイルなら、RTX 5070で読み込めます。
計算・2026年10月16日

最大の工程は、ComfyUIのテンプレートが読み込むファイルの正確なサイズから計算しています(LoRAは含みません)。生成用の作業メモリは、これとは別に必要です。 ComfyUI 必要VRAMチェッカーで開く

GPUごとに使えるファイル

メモリ容量ごとに、そのGPUでの最良のファイル(余裕をもって読み込める、最も精度の高い拡散モデルのファイル。ほかに収まるファイルがない場合に限り、ぎりぎり収まるファイル)と、サンプリング中に作業用メモリとして残る容量を示します。大きいGPUでは、上の答えが前提とするComfyUIのテンプレートのファイルより、精度の高いファイルになることがあります。「ストリーミング」は、最も小さいファイルでもGPUのメモリより大きいという意味で、その場合もComfyUIはシステムRAMから実行しますが、速度は落ちます。FP4のファイルは、ネイティブに扱えるBlackwell世代のGPUにだけ割り当てています。

Turbo

  • 12GB
    INT8 ConvRot
    最大の工程8.0GB
    動く
    残り5.5GB
  • 16GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り3.3GB
  • 24GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り11.3GB
  • 32GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り19.3GB
  • BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り35.3GB
  • 80GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り67.3GB
  • BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り83.3GB
  • 102GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り89.3GB
  • 126GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り113.3GB

ComfyUIの「Turbo」のテンプレート:拡散モデルはBF16、テキストエンコーダはBF16。工程ごとの容量は、テキストエンコーダが8.0GB、拡散が12.7GBです。ダウンロードは20.7GBです。

計算・2026年10月16日

Base

  • 12GB
    INT8 ConvRot
    最大の工程8.0GB
    動く
    残り5.5GB
  • 16GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り3.3GB
  • 24GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り11.3GB
  • 32GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り19.3GB
  • BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り35.3GB
  • 80GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り67.3GB
  • BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り83.3GB
  • 102GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り89.3GB
  • 126GB
    BF16 · テンプレート
    最大の工程12.7GB
    動く
    残り113.3GB

ComfyUIの「Base」のテンプレート:拡散モデルはBF16、テキストエンコーダはBF16。工程ごとの容量は、テキストエンコーダが8.0GB、拡散が12.7GBです。ダウンロードは20.7GBです。

計算・2026年10月16日

ほかのGPUで確かめるときや、ファイルを手動で選ぶときは、ComfyUI 必要VRAMチェッカーを使ってください。LoRAやカスタムノードを加えた自分のワークフローなら、ComfyUIワークフローチェッカーにドロップして確かめられます。

どこで動かすか

Turbo

自分のGPU
16GB以上
ComfyUIのテンプレートを、作業用の余裕をもって読み込めます。12GBなら、より小さいINT8 ConvRotのファイルを読み込めます。
計算・2026年10月16日
Comfy Cloud
$4.54/時間
96GBのRTX PRO 6000で、料金がかかるのはワークフローの実行中だけです。プランは月$20から。
取得・2026年10月16日
時間貸しのGPU
$0.17/時間
RTX 3090なら作業用の余裕をもって収まり、SaladCloudで借りられます(自社のデータセンターで運用するRunPodでは$0.50)。どんなノードも使えますが、待機中も料金がかかります。
取得・2026年10月19日

料金は税抜きのオンデマンド価格で、2026年10月16日〜19日に取得したものです。

Base

自分のGPU
16GB以上
ComfyUIのテンプレートを、作業用の余裕をもって読み込めます。12GBなら、より小さいINT8 ConvRotのファイルを読み込めます。
計算・2026年10月16日
時間貸しのGPU
$0.17/時間
RTX 3090なら作業用の余裕をもって収まり、SaladCloudで借りられます(自社のデータセンターで運用するRunPodでは$0.50)。どんなノードも使えますが、待機中も料金がかかります。
取得・2026年10月19日

料金は税抜きのオンデマンド価格で、2026年10月19日に取得したものです。

実測した結果

2026年10月20日、フィンランドで借りたGPUで「Z-Image Turbo、1024×1024の画像4枚」を実行しました。ピークは15.2〜15.4GBで、最大の工程の12.7GBを上回りました。作業用メモリはこれとは別に必要です。

実測・2026年10月20日 測り方

Z-Image Turbo、1024×1024の画像4枚

RTX PRO 6000 96GB, $2.42/時間
6.5秒 · $0.004
RTX 6000 Ada 48GB, $1.37/時間
17.7秒 · $0.007

2.7倍速く、画像4枚あたりの費用は35%少なく済みました。

モデルについて

Z-Imageは、Tongyi-MAIのオープンな画像生成モデルです。Tongyi-MAIの60億パラメータの画像生成モデルで、ここに挙げた中では数少ないApache 2.0のモデルです。Turbo(2025年11月)は8ステップで生成し、Base(2026年1月)はファインチューニングや長めのサンプリング向けの、蒸留していないモデルです。

Turbo:6.2B · Base:6.2B テキストエンコーダ:Qwen3 4B Apache 2.0 2025年11月公開

得意なこと

  • 素早い下書き:Baseでは28〜50ステップかかるところを、Turboは8ステップで生成します。
  • Apacheの表記以外に条件のない商用利用
  • 最大2048×2048ピクセルの画像(Base)

注意点

  • Tongyi-MAIの「fits comfortably within 16G」(訳:16Gに余裕で収まる)という記述は、自社のコードについてのものです。ComfyUIのテンプレートは、BF16のファイルを読み込みます。
  • NVFP4のTurboファイルは、Blackwell世代のGPU専用です。

ComfyUIが読み込むZ-Imageの全ファイル

サイズは、Hugging Faceが報告する正確なバイト数で、2026年10月16日に取得しました。「テンプレート」と付いたファイルは、ComfyUI公式のワークフローがダウンロードするものです。

構成要素精度サイズバージョンファイル
拡散モデル BF16 · テンプレート 12.31GB Turbo z_image_turbo_bf16.safetensors
拡散モデル INT8 ConvRot 6.20GB Turbo z_image_turbo_int8_convrot.safetensors
拡散モデル NVFP4 4.51GB Turbo z_image_turbo_nvfp4.safetensors
拡散モデル BF16 · テンプレート 12.31GB Base z_image_bf16.safetensors
拡散モデル INT8 ConvRot 6.20GB Base z_image_int8_convrot.safetensors
テキストエンコーダ BF16 · テンプレート 8.04GB 共通 qwen_3_4b.safetensors
テキストエンコーダ FP8 mixed 5.63GB 共通 qwen_3_4b_fp8_mixed.safetensors
テキストエンコーダ FP4 mixed 3.48GB 共通 qwen_3_4b_fp4_mixed.safetensors
VAE FP32 · テンプレート 0.34GB 共通 ae.safetensors

Tongyi-MAIが示す必要VRAM

  • 「fits comfortably within 16G VRAM consumer devices」(訳:VRAM 16GBの一般向けデバイスに余裕で収まる)。対象:Z-Image-Turbo、メーカー自身の推論コード(出典)

メーカーの数値とこのページの数値は、測っているものが違います。メーカーの数値は、自社のスクリプトを既定の解像度で動かしたときのもので、作業用メモリも含みます。このページは各工程が保持する重みを数えており、こちらは正確です。作業用メモリは、解像度とアテンションのカーネルによって変わり、モデルごとに公表しているところもないため、残りの容量として示しています。読み込めるファイルで生成中にメモリが足りなくなったら、精度を下げる前に解像度を下げてください。ComfyUIのREADMEには、重みのストリーミングによって「can run even the biggest open source models on as low as 4GB vram + 8GB ram」(訳:最大級のオープンソースモデルでも、VRAM 4GB+RAM 8GBという少ない構成で動かせる)とあります(出典)。つまり「ストリーミング」は、遅くなるだけで、動かないという意味ではありません。

Z-ImageのLoRA学習

確認したトレーナー(kohyaのsd-scriptsとmusubi-tuner、ostrisのai-toolkit、diffusion-pipe、Tongyi-MAI自身のリポジトリ)には、Z-Imageの学習に必要なVRAMを公表しているものがまだありません。公表されたら、ここに載せます。

よくある質問

Z-ImageにVRAMはどれくらい必要?
ComfyUI公式の「Turbo」のワークフローでは、最も大きい工程は拡散で12.7GB、ワークフロー全体のダウンロードは20.7GBです。生成時の作業用メモリはこれとは別に必要で、解像度に応じて増えます。Tongyi-MAI自身は「fits comfortably within 16G VRAM consumer devices」(訳:VRAM 16GBの一般向けデバイスに余裕で収まる)としています(対象:Z-Image-Turbo、メーカー自身の推論コード)。
8GBのVRAMでZ-Imageは動く?
動きます。INT8 ConvRotのファイルなら、最も大きい工程(拡散)が6.5GBで、8GBに読み込んだうえで作業用メモリとして1.5GB残ります。フル解像度での生成には、余裕がわずかです。
12GBのVRAMでZ-Imageは動く?
動きます。INT8 ConvRotのファイルなら、最も大きい工程(テキストエンコーダ)が8.0GBで、12GBに読み込んだうえで作業用メモリとして5.5GB残ります。
16GBのVRAMでZ-Imageは動く?
動きます。BF16のファイルなら、最も大きい工程(拡散)が12.7GBで、16GBに読み込んだうえで作業用メモリとして3.3GB残ります。
どのZ-Imageのファイルをダウンロードすればいい?
お使いのGPUに全体が収まるなかで、最も精度の高いファイルです。24GBのGPUならBF16のファイル(12.3GB)です。ComfyUIのテンプレートがダウンロードするのは、BF16の拡散モデルとBF16のテキストエンコーダです。FP4のファイル(NVFP4)はBlackwell世代のGPU(RTX 50、RTX PRO 6000、DGX Spark)向けです。それより前の世代では、FP8かINT8を使ってください。
  • ファイルとサイズ:Hugging FaceのComfy-Org/z_image_turbo。Hugging FaceのAPIから取得しています。テンプレートのファイル:ComfyUIのZ-Imageガイド(英語)。
  • モデルとライセンス:Tongyi-MAI/Z-Image-TurboとApache 2.0。
  • GPUのメモリ:各メーカーの仕様で、各GPUページと同じ値です。チェッカーの対象はNVIDIAのGPUです。ComfyUIはAMDやAppleシリコンでも動きますが、ファイル形式や速度が異なるため、ここでは容量を算出していません。
  • 収まりの判定:使えるメモリの85%未満なら全体が収まる、95%まではぎりぎり収まるとしています。LLMのページと同じ基準です。
  • 料金:各事業者の料金ページで、それぞれ横に記した日付に取得したものです。Comfy Cloudの答えは、そのバージョンの、組み込みのノードだけを使うComfyUI公式のテンプレートにもとづいており、テンプレートを確認したバージョンにだけ表示しています。