Llama 3.1 8B

Llama 3.1 8BをQ4_K_M・8kコンテキストで動かすには、6.4GBのVRAMが必要です(2026年10月16日に確認したconfig.jsonから計算)。収まる最小のGPUのメモリは8GBで、動くデスクトップ向けGPUのなかで最も速いRTX 5090では、生成速度は最大270トークン/秒です。

更新日

パラメータ
8B
コンテキスト長
131,072トークン
ライセンス
Llama Community License
公開
2024年7月
config.jsonの確認日
2026年10月16日
必要なVRAM
6.4GB
Q4_K_M・8kコンテキスト・FP16のKVキャッシュでの値です。内訳は、重みが4.6GB、KVキャッシュが1.1GB、ランタイムのオーバーヘッドが0.7GBです。
計算・2026年10月16日
最小のGPU
8GB
8GBのGPU(RTX 3070、4060、多くのゲーミングノートPC)なら収まります。この設定では1.2GB残ります。
計算・2026年10月16日
デスクトップ向けで最速のGPU
RTX 5090
シングルストリームで最大270トークン/秒です。この水準の数値では、実際のランタイムはこれを大きく下回ります。メモリ帯域幅から求めた値で、実測ではありません。
計算・2026年10月16日
そのGPUのクラウド料金
$0.50/時間
RTX 5090を1枚、SaladCloudでオンデマンド(税抜き)で借りられます(自社のデータセンターで運用するRunPodでは$1.19)。全事業者の料金比較(英語)
取得・2026年10月19日

Llama 3.1 8BをローカルLLM動作チェッカーで開く

どのメモリ容量のGPUで動くか

必要量6.4GBを、メモリ容量ごとに比べます。モデルが使えるのはGPUのメモリの95%までで、色が付いているのは残りの容量か、足りない容量だけです。「ぎりぎり」は85%を超える場合で、長い会話に使える余裕はほとんどありません。

  • 8GB
    RTX 3070、4060、多くのゲーミングノートPC
    動く
    残り1.2GB
  • 12GB
    RTX 3060 12GB、4070
    動く
    残り5.0GB
  • 16GB
    RTX 4060 Ti 16GB、RTX 5060 Ti 16GB
    動く
    残り8.8GB
  • 24GB
    RTX 3090、RTX 4090
    動く
    残り16.4GB
  • 32GB
    RTX 5090
    動く
    残り24.0GB
  • 48GB
    RTX 6000 Ada、L40S、A6000
    動く
    残り39.2GB
  • 80GB
    A100 80GB、H100
    動く
    残り69.6GB
  • 96GB
    RTX PRO 6000 Blackwell
    動く
    残り84.8GB

ほかの量子化やコンテキスト長、Q8のKVキャッシュはLLM VRAM計算ツールで試せます。

計算・2026年10月16日

どのGPUを選ぶか

このサイトで扱うGPUのうち、Q4_K_M・8kコンテキストで読み込める最小のものはRTX 3060(12GB)です。必要量は6.4GBで、生成速度は推定54トークン/秒です。これはこのサイトに個別ページがあるGPUの中で最小というだけで、モデル自体は8GBのGPUならどれにでも収まります。同じGPUでも32,768トークンのコンテキストまで余裕があるため(9.6GB)、このモデルのためにそれより上のGPUを買う理由はありません。

同じGPUでQ8_0も動き、必要量は10.4GBです。Q8はほぼ劣化がないので、追加の負担がないなら高い精度を選びましょう。Appleシリコンでは、Mac mini M4 Proなら32,768トークンのコンテキストを含めて保持でき、生成速度は推定41トークン/秒です。ただしプロンプト処理はNVIDIAより遅く、長い文書ではその差がはっきり出ます。ユニファイドメモリのデスクトップでは、Ryzen AI Max+ 395が32,768トークンのコンテキストを9.6GBで保持でき、生成速度は推定39トークン/秒です。

GPU別の生成速度

GPU動く?推定トークン/秒体感メモリメモリ帯域幅
H100 SXM 動く ≤ 505 読むより速い 80GB 3,350GB/s
A100 動く ≤ 308 読むより速い 80GB 2,039GB/s
RTX 5090 動く ≤ 270 読むより速い 32GB 1,792GB/s
RTX PRO 6000 Blackwell 動く ≤ 270 読むより速い 96GB 1,792GB/s
RTX PRO 5000 Blackwell 動く ≤ 203 読むより速い 48GB 1,344GB/s
RTX 4090 動く ≤ 152 読むより速い 24GB 1,008GB/s
RTX 5080 動く ≤ 145 読むより速い 16GB 960GB/s
RX 7900 XTX 動く ≤ 145 読むより速い 24GB 960GB/s
RTX 6000 Ada 動く ≤ 145 読むより速い 48GB 960GB/s
RTX 3090 動く ≤ 141 読むより速い 24GB 936GB/s
RTX 5070 Ti 動く ≤ 135 読むより速い 16GB 896GB/s
RTX PRO 4500 Blackwell 動く ≤ 135 読むより速い 32GB 896GB/s
L40S 動く ≤ 130 読むより速い 48GB 864GB/s
RX 7900 XT 動く ≤ 121 読むより速い 20GB 800GB/s
RTX A6000 動く ≤ 116 読むより速い 48GB 768GB/s
RTX 4080 SUPER 動く ≤ 111 読むより速い 16GB 736GB/s
RTX 5070 動く ≤ 101 読むより速い 12GB 672GB/s
RTX PRO 4000 Blackwell 動く ≤ 101 読むより速い 24GB 672GB/s
RX 9070 XT 動く 97 読むより速い 16GB 640GB/s
Radeon AI PRO R9700 動く 97 読むより速い 32GB 640GB/s
Arc Pro B70 動く 92 読むより速い 32GB 608GB/s
RTX 4070 動く 76 読むより速い 12GB 504GB/s
Arc B580 動く 69 読むより速い 12GB 456GB/s
Arc Pro B60 動く 69 読むより速い 24GB 456GB/s
RTX 5060 Ti 動く 68 読むより速い 16GB 448GB/s
RTX PRO 4000 Blackwell SFF 動く 65 読むより速い 24GB 432GB/s
RTX 3060 動く 54 チャットなら快適 12GB 360GB/s
RX 9060 XT 動く 48 チャットなら快適 16GB 320GB/s
RTX Spark 動く 45 チャットなら快適 128GB(GPU用102GB) 300GB/s
RTX 4060 Ti 動く 43 チャットなら快適 16GB 288GB/s
DGX Spark 動く 41 チャットなら快適 128GB(GPU用126GB) 273GB/s
Ryzen AI Max+ 395 動く 39 チャットなら快適 128GB(GPU用96GB) 256GB/s

シングルストリームの生成速度を、メモリ帯域幅と効率70%から求めた値です。プロンプト処理とバッチ処理は含みません。どれも上限(理論値)で、実測ではありません。Llama 3.1 8BがQ4で1トークンごとに読む重みはわずか4.6GBです。これほど少ないと、計算式に含まれない1トークンごとのコストが実際の速度を大きく左右します。≤の付いた18個の数値は、実際のランタイムの速度が表示値をもっとも大きく下回る箇所です。ほかの量子化やAppleのハードウェアについては生成速度(トークン/秒)推定ツールを、モデルではなくハードウェアを選んでいる場合は全GPUの比較をご覧ください。

計算・2026年10月16日

量子化・コンテキスト長別の必要メモリ

量子化4,096トークン8,192トークン32,768トークン
Q8_09.9GB(12GBに収まる)10.4GB(12GBに収まる)13.6GB(16GBに収まる)
Q5_K_M6.9GB(8GBに収まる)7.5GB(8GBに収まる)10.7GB(12GBに収まる)
Q4_K_M5.9GB(8GBに収まる)6.4GB(8GBに収まる)9.6GB(12GBに収まる)

重みはQ4で4.6GBです。コンテキストが1,000トークン増えるごとに、FP16のKVキャッシュが約0.131GB増えます。ほかの設定はLLM VRAM計算ツールで試せます。

計算・2026年10月16日

モデルについて

Llama 3.1 8Bは8Bパラメータのモデルです。32レイヤーで、KVヘッドは8個(ヘッド次元128)です。Metaが2024年7月に公開した8Bのテキストモデルで、これまででもっとも多くファインチューニングされたオープンモデルだと思われます。2年経った今では同じサイズでもっとも高性能なモデルではなくなりましたが、ほとんどのツール、チュートリアル、アダプターは今もまずこのモデルに対応しています。

テキストのみ コンテキスト長131,072トークン Llama Community License 2024年7月公開

思考モード:なし。そのまま回答します。

ネイティブのコンテキスト長は131,072トークンです。ライセンスはLlama Community Licenseで、固有の条件を定めた独自ライセンスです。商用利用の前に読んでください。重みの公開は2024年7月です。

得意なこと

  • ファインチューニングのベース。レシピ、アダプター、データセットのエコシステムは他に類を見ません。
  • 2024年や2025年に書かれたガイドを、新しいアーキテクチャに読み替えずにそのまま試すこと

注意点

  • すべてのレイヤーが全長のキャッシュを持つため、長いコンテキストでは、同じ会話に2026年のハイブリッド構成のモデルが使うメモリの数倍が必要です。
  • 新しい8B〜9Bのモデルは、同じメモリで画像も読め、はるかに長い文書を保持できます。
  • ライセンスはApacheではなくLlama Community Licenseです。

似たモデル

Q4_K_M・8kコンテキストでLlama 3.1 8Bとほぼ同じメモリを必要とするモデルです。手持ちのGPUで実際に比べる相手になるのは、これらのモデルです。「1kトークンあたり」の列はコンテキストが1,000トークン増えるごとのコストで、同じサイズのモデルの間でもっとも差が出るところです。

モデルサイズ必要量1kトークンあたりコンテキスト長公開
Llama 3.1 8B8B6.4GB0.131GB128k2024年7月
Qwen3 8B8.2B6.7GB0.147GB40k2025年4月
Qwen3.5 9B9.7B6.7GB0.033GB256k2026年2月
Granite 4.2 8B8.8B7.2GB0.164GB128k2026年8月
Gemma 4 12B12B8.2GB0.016GB256k2026年5月

全モデルの比較、8〜96GBに収まるモデル(英語)、クラウドGPUごとの最安の時間料金(英語)もご覧ください。

よくある質問

Llama 3.1 8Bは24GBのGPUで動く?
はい。Q4_K_M・8kコンテキストで約6.4GBが必要で、24GBのGPUに余裕を持って収まります。
Llama 3.1 8BをQ8で動かすには、VRAMはどれくらい必要?
8kコンテキストで約10.4GB、32kコンテキストでは13.6GBです。Q8はほぼ劣化がないので、収まるならQ8を使うのがおすすめです。
Llama 3.1 8Bのコンテキスト長は?
ネイティブで131,072トークンです。すべてをQ4_K_Mで保持すると約22.5GBが必要で、そのうち17.2GBがコンテキストの分です。
Llama 3.1 8BはRTX 4090でどれくらいの速さ?
Q4・シングルストリームでの上限は約152トークン/秒で、体感は「読むより速い」にあたります。これはGPUのメモリ帯域幅から求めた上限で、実測ではありません。この水準の数値では、計算式に含まれないコストが1トークンごとの時間に占める割合が大きくなるため、実際のランタイムはこれを大きく下回ります。
  • アーキテクチャの値は、Hugging Faceのmeta-llama/Llama-3.1-8Bにあるconfig.jsonから読み取り、2026年10月16日に確認しています(このリポジトリはライセンスへの同意が必要です。モデルカードは誰でも見られますが、ファイルは利用条件に同意すると開けます)。このページの数値はすべてこれらの値から計算しています。このモデルのためにハードウェアを買う前に、元の値を確認してください。
  • 推定値は、ほかに何も動いていないGPUで会話を1つだけ扱う前提です。同じGPUでデスクトップ環境も動かすと、0.5〜2GBが使われます。