Llama 3.3 70B

Llama 3.3 70BをQ4_K_M・8kコンテキストで動かすには、45.8GBのVRAMが必要です(2026年10月16日に確認したconfig.jsonから計算)。収まる最小のGPUのメモリは80GBで、動くデスクトップ向けGPUのなかで最も速いRTX PRO 6000 Blackwellでは、生成速度は約31トークン/秒です。

更新日

パラメータ
70.6B
コンテキスト長
131,072トークン
ライセンス
Llama Community License
公開
2024年12月
config.jsonの確認日
2026年10月16日
必要なVRAM
45.8GB
Q4_K_M・8kコンテキスト・FP16のKVキャッシュでの値です。内訳は、重みが40.9GB、KVキャッシュが2.7GB、ランタイムのオーバーヘッドが2.1GBです。
計算・2026年10月16日
最小のGPU
80GB
80GBのGPU(A100 80GB、H100)なら収まります。この設定では30.2GB残ります。
計算・2026年10月16日
デスクトップ向けで最速のGPU
RTX PRO 6000 Blackwell
シングルストリームで約31トークン/秒です。体感は「チャットなら快適」です。メモリ帯域幅から求めた値で、実測ではありません。
計算・2026年10月16日
そのGPUのクラウド料金
$1.69/時間
RTX PRO 6000(クラウドで使われるServer Edition)を1枚、RunPod Communityでオンデマンド(税抜き)で借りられます(自社のデータセンターで運用するNebiusでは$1.80)。全事業者の料金比較(英語)
取得・2026年10月19日

Llama 3.3 70BをローカルLLM動作チェッカーで開く

どのメモリ容量のGPUで動くか

必要量45.8GBを、メモリ容量ごとに比べます。モデルが使えるのはGPUのメモリの95%までで、色が付いているのは残りの容量か、足りない容量だけです。「ぎりぎり」は85%を超える場合で、長い会話に使える余裕はほとんどありません。

  • 8GB
    RTX 3070、4060、多くのゲーミングノートPC
    動かない
    38.2GB不足
  • 12GB
    RTX 3060 12GB、4070
    動かない
    34.4GB不足
  • 16GB
    RTX 4060 Ti 16GB、RTX 5060 Ti 16GB
    動かない
    30.6GB不足
  • 24GB
    RTX 3090、RTX 4090
    動かない
    23.0GB不足
  • 32GB
    RTX 5090
    動かない
    15.4GB不足
  • 48GB
    RTX 6000 Ada、L40S、A6000
    動かない
    0.2GB不足
  • 80GB
    A100 80GB、H100
    動く
    残り30.2GB
  • 96GB
    RTX PRO 6000 Blackwell
    動く
    残り45.4GB

ほかの量子化やコンテキスト長、Q8のKVキャッシュはLLM VRAM計算ツールで試せます。

計算・2026年10月16日

どのGPUを選ぶか

このサイトで扱うGPUのうち、Q4_K_M・8kコンテキストで読み込める最小のものはA100(80GB)です。必要量は45.8GBで、生成速度は推定35トークン/秒です。同じGPUでも32,768トークンのコンテキストまで余裕があるため(53.8GB)、このモデルのためにそれより上のGPUを買う理由はありません。

ほぼ劣化のないQ8_0なら、収まる最小のGPUはRTX PRO 6000 Blackwell(96GB)で、必要量は81GBです。Appleシリコンでは、MacBook Pro M4 Maxなら32,768トークンのコンテキストを含めて保持でき、生成速度は推定9トークン/秒です。ただしプロンプト処理はNVIDIAより遅く、長い文書ではその差がはっきり出ます。ユニファイドメモリのデスクトップでは、Ryzen AI Max+ 395が32,768トークンのコンテキストを53.8GBで保持でき、生成速度は推定4トークン/秒です。

GPU別の生成速度

GPU動く?推定トークン/秒体感メモリメモリ帯域幅
H100 SXM 動く 57 チャットなら快適 80GB 3,350GB/s
A100 動く 35 チャットなら快適 80GB 2,039GB/s
RTX PRO 6000 Blackwell 動く 31 チャットなら快適 96GB 1,792GB/s
RTX Spark 動く 5 遅い(バッチ処理なら十分) 128GB(GPU用102GB) 300GB/s
DGX Spark 動く 5 対話には遅すぎる 128GB(GPU用126GB) 273GB/s
Ryzen AI Max+ 395 動く 4 対話には遅すぎる 128GB(GPU用96GB) 256GB/s
RTX 6000 Ada 動かない - 収まらない 48GB 960GB/s
L40S 動かない - 収まらない 48GB 864GB/s
RTX A6000 動かない - 収まらない 48GB 768GB/s
RTX PRO 5000 Blackwell 動かない - 収まらない 48GB 1,344GB/s
RTX 5090 動かない - 収まらない 32GB 1,792GB/s
RTX PRO 4500 Blackwell 動かない - 収まらない 32GB 896GB/s
Radeon AI PRO R9700 動かない - 収まらない 32GB 640GB/s
Arc Pro B70 動かない - 収まらない 32GB 608GB/s
RTX 3090 動かない - 収まらない 24GB 936GB/s
RTX 4090 動かない - 収まらない 24GB 1,008GB/s
RX 7900 XTX 動かない - 収まらない 24GB 960GB/s
RTX PRO 4000 Blackwell 動かない - 収まらない 24GB 672GB/s
RTX PRO 4000 Blackwell SFF 動かない - 収まらない 24GB 432GB/s
Arc Pro B60 動かない - 収まらない 24GB 456GB/s
RX 7900 XT 動かない - 収まらない 20GB 800GB/s
RTX 4060 Ti 動かない - 収まらない 16GB 288GB/s
RTX 5060 Ti 動かない - 収まらない 16GB 448GB/s
RTX 5080 動かない - 収まらない 16GB 960GB/s
RTX 5070 Ti 動かない - 収まらない 16GB 896GB/s
RTX 4080 SUPER 動かない - 収まらない 16GB 736GB/s
RX 9070 XT 動かない - 収まらない 16GB 640GB/s
RX 9060 XT 動かない - 収まらない 16GB 320GB/s
RTX 3060 動かない - 収まらない 12GB 360GB/s
RTX 4070 動かない - 収まらない 12GB 504GB/s
RTX 5070 動かない - 収まらない 12GB 672GB/s
Arc B580 動かない - 収まらない 12GB 456GB/s

シングルストリームの生成速度を、メモリ帯域幅と効率70%から求めた値です。プロンプト処理とバッチ処理は含みません。どれも上限(理論値)で、実測ではありません。Llama 3.3 70BがQ4で1トークンごとに読む重みは40.9GBあり、処理の大半を重みの読み込みが占めます。計算式が想定しているのは、まさにこのケースです。ほかの量子化やAppleのハードウェアについては生成速度(トークン/秒)推定ツールを、モデルではなくハードウェアを選んでいる場合は全GPUの比較をご覧ください。

計算・2026年10月16日

量子化・コンテキスト長別の必要メモリ

量子化4,096トークン8,192トークン32,768トークン
Q8_079.7GB(96GBに収まる)81GB(96GBに収まる)89.1GB(96GBに収まる)
Q5_K_M54GB(80GBに収まる)55.3GB(80GBに収まる)63.4GB(80GBに収まる)
Q4_K_M44.4GB(48GBに収まる)45.8GB(80GBに収まる)53.8GB(80GBに収まる)

重みはQ4で40.9GBです。コンテキストが1,000トークン増えるごとに、FP16のKVキャッシュが約0.328GB増えます。ほかの設定はLLM VRAM計算ツールで試せます。

計算・2026年10月16日

モデルについて

Llama 3.3 70Bは70.6Bパラメータのモデルです。80レイヤーで、KVヘッドは8個(ヘッド次元128)です。Metaが2024年12月に公開した70Bのテキストモデルで、今も密(dense)70Bの基準であり、「このGPUで70Bは動く?」と聞くとき多くの人が思い浮かべているのも、このモデルです。

テキストのみ コンテキスト長131,072トークン Llama Community License 2024年12月公開

思考モード:なし。そのまま回答します。

ネイティブのコンテキスト長は131,072トークンです。ライセンスはLlama Community Licenseで、固有の条件を定めた独自ライセンスです。商用利用の前に読んでください。重みの公開は2024年12月です。

得意なこと

  • 80GBまたは96GBのGPUで動かす、大型で特性のよく知られたdenseモデル
  • 70Bのファインチューニング版がもっとも豊富なエコシステム

注意点

  • 24GBのGPUのおよそ2倍のメモリが必要で、Q4でも通常の余裕を見込むと、48GBのGPUにはあと少しのところで収まりません。
  • すべてのレイヤーが全長のキャッシュを持つため、長いコンテキストでは、同じ会話に2026年のハイブリッド構成のモデルが使うメモリの数倍が必要です。
  • 公開から2年経っています。このモデルのためにハードウェアを買う前に、3分の1のサイズの2026年のモデルのほうが用途に合うかどうか、試してみる価値があります。
  • ライセンスはApacheではなくLlama Community Licenseです。

似たモデル

Q4_K_M・8kコンテキストでLlama 3.3 70Bとほぼ同じメモリを必要とするモデルです。手持ちのGPUで実際に比べる相手になるのは、これらのモデルです。「1kトークンあたり」の列はコンテキストが1,000トークン増えるごとのコストで、同じサイズのモデルの間でもっとも差が出るところです。

モデルサイズ必要量1kトークンあたりコンテキスト長公開
Llama 3.3 70B70.6B45.8GB0.328GB128k2024年12月
DeepSeek-R1 Distill Llama 70B70.6B45.8GB0.328GB128k2025年1月
Nemotron 3.5 Bolt 74B-A9B (MoE)74.9B(アクティブ9B)45.9GB0.008GB256k2026年10月
Qwen3-Coder-Next 80B-A3B (MoE)79.7B(アクティブ3B)48.9GB0.025GB256k2026年1月
gpt-oss 120B117B(アクティブ5.1B)71.4GB0.037GB128k2025年8月

全モデルの比較、8〜96GBに収まるモデル(英語)、クラウドGPUごとの最安の時間料金(英語)もご覧ください。

よくある質問

Llama 3.3 70Bは24GBのGPUで動く?
いいえ、24GBのGPUには収まりません。Q4_K_M・8kコンテキストで約45.8GBが必要です。収まる最小のクラスは80GBです。
Llama 3.3 70BをQ8で動かすには、VRAMはどれくらい必要?
8kコンテキストで約81GB、32kコンテキストでは89.1GBです。Q8はほぼ劣化がないので、収まるならQ8を使うのがおすすめです。
Llama 3.3 70Bのコンテキスト長は?
ネイティブで131,072トークンです。すべてをQ4_K_Mで保持すると約86GBが必要で、そのうち42.9GBがコンテキストの分です。
Llama 3.3 70BはRTX 4090でどれくらいの速さ?
Q4・8kコンテキストではRTX 4090に収まらないため、CPUへのオフロードになり、速度は激減します。より大きなGPUを使うか、ビット数のより少ない量子化を選んでください。
  • アーキテクチャの値は、Hugging Faceのmeta-llama/Llama-3.3-70B-Instructにあるconfig.jsonから読み取り、2026年10月16日に確認しています(このリポジトリはライセンスへの同意が必要です。モデルカードは誰でも見られますが、ファイルは利用条件に同意すると開けます)。このページの数値はすべてこれらの値から計算しています。このモデルのためにハードウェアを買う前に、元の値を確認してください。
  • 推定値は、ほかに何も動いていないGPUで会話を1つだけ扱う前提です。同じGPUでデスクトップ環境も動かすと、0.5〜2GBが使われます。